Wednesday, March 20, 2019

INOYAMALAND LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-

INOYAMALAND
LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-
EXT-0031  2019.5.15  RELEASE  3240yen (TAX IN) 2CD

DISC 1
1. ART THEATER JUKU 1978
2. NYLON100% 1981

DISC 2
La.mama 1982 
1. GLASS CHIME
2. TABLAGITA 
3. WÄSSER 
4. MEINE REFLEXION
5. MIZUE
6. PON

PITHECANTHROPUS 1984
7. COLLECTING NET
8. POKALA 
9. DANZINDAN-POJIDON (including MEINE REFLEXION)
10. ZAPPLE STAR   

BONUS TRACK
11. SUNSET WORLD TYPE-A
12. SUNSET WORLD TYPE-B

世界が改めて注目する、日本の環境音楽/アンビエントの先駆者:イノヤマランド、グループ結成前~結成初期の貴重なアーカイブ音源を公開。
本作は現イノヤマランドの井上誠と山下康がシンセサイザーを主体に行ったライブ音源のアーカイブから、1978年から1984年までの昭和期に於ける音源を集大成したもの。約20年前にTRANSONIC RECORDSExT Recordingsの前身)よりリリースされた、アートシアター宿(1978)と、ピテカントロプス (1984)ライブの再編集、最新リマスター音源に加え、今や世界中から注目されている日本の環境音楽/アンビエントの名盤『DANZINDAN-POJIDON(1983)のアルバムコンセプトの礎となった、上野耕路(ゲルニカ)をゲストに迎えての1982年渋谷ラママでのライブと、伝説のニューウェイブサロン・ナイロン100%での『ガンジンダンポジドン』名義によるライブ (1981)の発掘音源、更にイノヤマランド最初期の資料音源として、冨田勲監修のアマチュア・シンセサイザー音楽コンテスト(1978)入賞曲『SUNSET WORLD』の完全版と別バージョンをコンパイルした、初期イノヤマランドの足跡を俯瞰できるアルバムである。


INOYAMALAND(イノヤマランド)
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。
ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。
1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUMDANZINDAN-POJIDON』をリリース。
その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUMINOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUMMusic for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。
21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksSpencer Doranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。
2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUMMusic for Myxomycetes 』、1st ALBUMDANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2nd ALBUMINOYAMALAND [Remaster Edition]』を連続再リリース。中でも世界的に再評価されている1st ALBUMは、マスターを最新技術で再トラックダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルの別カットのポジを使用し、新たな仕様にした事などが評価された。
また、インターネットストリーミング番組のDOMMUNE、当時のプロデューサーだった細野晴臣のラジオ番組Daisy Holiday!へのゲスト出演なども話題となった。
近年はアンビエントフェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブ活動も積極的に行い、海外展開も開始した。
20192月にアメリカのLight in The Attic Recordsよりリリースされた80年代の日本の環境音楽/アンビエントをコンパイルした『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と並び選曲され、更に世界的な注目を浴びている。


BONUS DISC PITHECANTHROPUS 1984 OUT TAKE” (GLASS CHIME / WÄSSER)
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