Tuesday, July 23, 2019

INOYAMALAND LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-

INOYAMALAND
LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-
EXT-0032  2019.8.28  RELEASE  ¥2500+tax

1. Galaxy-Gingakei & UPLINK FACTORY 2018  [50:20]
2. CLUB GOODMAN 2001  [5:51]
3. and ZONE 2005  [10:59]
4. Aoiheya 2002  [9:17]

世界が改めて注目する、日本の環境音楽/アンビエントの先駆者:イノヤマランド、未発表曲を中心とした平成期のライブ・アーカイブ音源を再構成した、新作を予感させるアルバム。
本作はイノヤマランドが本格的に活動を再開した、2018年のライブ音源を再構成し、平成期のライブ・アーカイブ音源からのベストテイクを追加したアルバムである。
2018年のテイクは渋谷・Galaxy-Gingakeiと、UPLINK FACTORYでのライブ音源から即興演奏を中心に、1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』から、MIZUESHÜFFERPOKALACOLLECTING NET831も演奏されたマテリアルを、50分にも渡る一つの作品として再構成。
それ以前の平成期に散発的に行われていたライブからは、2001年の秋葉原・CLUB GOODMAN2005年の四ツ谷・and ZONE2002年の渋谷・青い部屋での演奏を収録。いずれも未発表曲。
単なるライブ・アルバムではなく、現在進行形と未来のイノヤマランドを知る上での重要な作品である。

INOYAMALAND(イノヤマランド)
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。
ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。
1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUMDANZINDAN-POJIDON』をリリース。
その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUMINOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUMMusic for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。
21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksSpencer Doranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。
2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUMMusic for Myxomycetes 』、1st ALBUMDANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2nd ALBUMINOYAMALAND [Remaster Edition]』を連続再リリース。中でも世界的に再評価されている1st ALBUMは、マスターを最新技術で再トラックダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルの別カットのポジを使用し、新たな仕様にした事などが評価された。
また、インターネットストリーミング番組のDOMMUNE、当時のプロデューサーだった細野晴臣のラジオ番組Daisy Holiday!へのゲスト出演なども話題となった。
近年はアンビエントフェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブ活動も積極的に行い、海外展開も開始した。
20192月にアメリカのLight in The Attic Recordsよりリリースされた80年代の日本の環境音楽/アンビエントをコンパイルした『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と並び選曲され、更に世界的な注目を浴びている。
BONUS DISC "APPLE STAR~笑う蜩 LIVE at UPLINK FACTORY 2018.11.23"
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